独り言を、永遠と

思ったことを流すだけ

絵を描けなくなった私たちへ

私は幼い時からお絵かきが大好きで、幼少の頃は先生に「いい絵を描くね。あなたの描く絵が好きだから先生にも1枚絵を描いて!」といった事があったとか。

 

小学校高学年になった頃だろうか、『何かが違う。』と思った。

もちろん今になって思えばそんな気がしてたかも、くらいの物だが。

きっと私が1番ではなくなったからだろう。あんなに褒められていたのに、

自分より上手な絵を描く奴がいる。そんな劣等感を感じつつ、それでいてそれをバネに成長するわけでもなく、こそこそと今まで絵を描いてきた。

ここ数年はTwitterで自分の描いたイラストを公開し、RTやファボの数字とにらめっこしたり。

 

 

1か月以上前から、絵を描くのをやめた。

ずっとずっと考えていた。何のために絵を描いているのかと。

評価ばかり気にすることは正しいのか。

劣等感ばかり感じながら描くイラストのどこに楽しさがあるのか。

 

要するに、絵を描くことが苦痛だったのだ。自分の承認欲求に溺れていく様と好きだったはずのものに息苦しさを感じる矛盾。そんな状態でなぜ今まで続けてきたのか不思議で仕方ない。

実は今までも何度かイラストを離れた時期があったのだが、もちろん絵を描く事に微塵も喜びを感じなかったわけでもなく、それを思い出して1か月以内には戻ってきていた。

 

その1か月のボーダーラインをいま、超えている。

正直、自分の好きなようにイラストを描けた時の嬉しさ、楽しさを少し思い出している。でもそれが描けなくなった時の苦しさと絶望を忘れられるはずもなく、ちょっとした寂しさと安心感を胸に抱いて今を過ごしている。

 

 

優柔不断で申し訳ないが、もしかしたらまた絵を描く喜びへの恋しさが溢れてイラストを再開するかもしれない。手を止めたことを後悔する日が来るかもしれない。

 

そんな気持ちを整理するためにブログを書いている。

 

付き合わせてごめんね。